森林科学 No.53 (2008年6月)
巻頭言
国立公園というブランド/笹岡達男 2
特集 国立公園:高まる期待とジレンマ
国立公園を巡る時代の流れ/杉村 乾 4
世界の国立公園の成立経緯について/親泊素子 9
日本の国立公園が歩んできた道―国立公園だからこそ期待できるものは何か―/田中信彦 14
国立公園のシカ管理:イエローストーンと知床/梶 光一 18
国立公園管理と協働/八巻一成 23
国立公園における新たな試み「エコツーリズム」/海津ゆりえ 27
第2特集 マツタケ研究の最前線
はじめに/鈴木和夫 32
地面の下のマツタケ生態学/宝月岱造・練 春蘭・成松眞樹・奈良一秀 33
マツタケの胞子の発芽と菌糸の特性/太田 明 35
マツタケの人工シロ形成方法/松下範久 37
マツタケの個体識別法とシロのモザイク現象/村田 仁 39
マツタケ人工栽培の展望/山田明義・小林久泰 41
シリーズ 森の危険な生き物たち
毒毛虫類/宮田 彬 44
シリーズ 現場の要請を受けての研究
丹沢山地でのシカによる林床植生衰退地における土壌浸食機構と対策手法/石川芳治 48
シリーズ うごく森
樹木が鳥類を利用して種子を散布する方法/小南陽亮 53
シリーズ 森をはかる
山の崩れる場所を探す/多田泰之 57
枯死木の分解呼吸量をはかる/上村真由子 58
記 録
ランチョンミーティングが成功裏に開催―日本森林学会男女共同参画ワーキンググループの取り組み―/石塚和裕・酒井佳美 59
平成20年度日本森林学会学会賞・奨励賞受賞者の紹介 63
Information
ブックス 67
北から南から 74