パネルディスカッション

智頭から地域の森林管理を考える

コーディネーター:芳賀大地
パネラー:中越信和、山本福壽、國岡将平、村田周祐(鳥取大学地域学部)

芳賀大地

鳥取大学農学部助教、博士(農学)
1986年沖縄県生まれ。東京都育ち。
 専門は森林政策学、林業経済学。森林政策の効果や森林所有者の動向を研究。智頭林業を筆頭に、様々な個性を持つ鳥取各地の林業を研究することで、多様で持続可能な森林管理の実現を目指しています。

村田周祐

鳥取大学地域学部教授、博士(学術)
1977年広島生まれ育ち。
 専門は村落社会学(生活論)。文献や統計よりは、実際に出向いて住民たちと生活や活動を共にし、その地域のありようやこれからを考える社会学をしています。

★村田からシンポジウムへの一言

林業の課題は林業だけでは解決できません。VUCA 時代とも呼ばれる変化が激しく将来の予測が困難な時代において、これからの人と森林との関りをどのように考えていけば良いでしょうか。
 鳥取県智頭町で2015 年に発足した智頭ノ森ノ学ビ舎の活動事例を紹介しつつ、現場レベル・コミュニティレベル・自治体レベルでの課題やチャレンジを紹介しつつ、2020年3月に策定した「智頭の山と暮らしの未来ビジョン」についても触れていきます。