No.6 飯能の西川材関係用具

はんのうのにしかわざいかんけいようぐ

番号 No.6
登録年度 2013年度
認定対象 西川材用具448点
分類・形式 道具類
成立年代 江戸~昭和期
所在地 飯能市郷土館(埼玉県飯能市飯能258-1)
所有・管理者 飯能市郷土館

飯能を含む埼玉県の西川地方(高麗川・入間川上流域)は、江戸時代に大都市江戸への木材(西川材)等の林産物供給地として位置づけられ、特徴的な林業経営が発達してきた。飯能市郷土館には、植林から伐採、製材に到るまで、西川材生産のほぼ全ての過程を網羅した道具類が、市民からの寄贈を受ける形で保存・展示されている。中には、筏(いかだ)製作に使用した「メドキリ」や材木を板にする木挽き(こびき)に使用した「前挽鋸(まえびきのこ)」、角材に加工するための「ケズリヨキ」など、現在ではその作業自体が殆ど行われていない道具も多数含まれており、西川材生産の歴史を知る上での貴重な資料となっている。

 

シリーズ林業遺産紀行:「飯能の西川材関係用具」コレクション

日本の林業遺産を知ろう!: 林業の発展に貢献した道具や資料

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