No.9 大学演習林発祥の地:浅間山(千葉県鴨川市)

だいがくえんしゅうりんはっしょうのち:せんげんやま(ちばけんかもがわし)

番号 No.9
登録年度 2013年度
認定対象 東京大学千葉演習林 清澄周辺333ha
分類・形式 林業発祥地
成立年代 1894年(M27)
所在地 千葉県鴨川市清澄
所有・管理者 東京大学千葉演習林

千葉県鴨川市の浅間山(せんげんやま)は、大学演習林の発祥地と位置づけられる。1892年、当時、帝国大学農科大学助教授であった本多静六が、学生指導の旅行で訪れ、その学術的価値の高さや東京近郊であることに着目した。その結果、1894年に浅間山を含む333haの敷地において、国内最初の大学演習林(千葉演習林)が創設された。現在に至るまで、上層にモミ・ツガ、中下層にシイ・カシ類からなる房総半島南部に固有の林相を維持しており、研究調査等に活用されている。

 

日本の林業遺産を知ろう!: 大学演習林発祥の地:浅間山(千葉県鴨川市)

  • 1908年撮影の浅間山

  • 2011年撮影の浅間山

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