No.51 森林総合研究所十日町試験地の観測記録原簿および積雪観測用地下道
しんりんそうごうけんきゅしょとおかまちしけんちのかんそくきろくげんぼおよびせきせつかんそくようちかどう
番号 | No.51 |
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登録年度 | 2023年度 |
認定対象 | 観測記録原簿および地下道 |
分類・形式 | 資料類・建造物 |
成立年代 | 1917(大正6):林業試験場十日町森林測候所 1938(昭和13)年:積雪観測用地下道 |
所在地 | 新潟県十日町市川原町614-9 |
所有・管理者 | 国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 |
森林総合研究所十日町試験地は、1917(大正6)年3月に林業試験場十日町森林測候所として設立され、1936年に十日町森林治水試験地、1950年に十日町試験地と改名して現在に至っている。森林測候所のうち存続している唯一の試験地であり、気象観測値を記録した気象月表原簿は1917年当初から保管されている。この十日町試験地には斜面上の積雪の動きを地下から観測することを目的に造られた全長50 mの地下道が現存している。完成は1938年12月、補強材として鉄の代わりに竹を用いた竹筋コンクリート製で、金属不足を補うために考案された戦時中の技術で造られており、社会情勢や技術の歴史を今に伝えている。豪雪地に位置する利点を活かした積雪や雪崩の研究により、多雪地域の林業や山地の雪氷災害防止に大きな役割を果たしてきており、林業遺産としての価値が認められる。