第134回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

経営部門[Forest Management]

日付 2023年3月26日
開始時刻 14:00
会場名 Room 7
講演番号 D13
発表題目 マルチスペクトル画像を用いた造林木自動検出手法の検討
Investigation of automatic seedlings detection method using multispectral images
要旨本文  森林の効率的な管理において単木位置情報の取得は重要な要素の一つである。特に若齢林時点で単木の位置をデータベース化することは育林段階における植え付け確認や補植作業の効率化を促進する。 近年、単木位置等の森林資源量を定量的に把握する手段としてUAV(Unmanned Aerial Vehicle)から得られる空撮画像を用いた技術開発が注目されている。特に若齢林を対象とした場合、樹冠サイズが小さく、それに応じた細かな空間分解能データが必要になるという点で有効であると考えられる。しかしながら、国内においてUAV取得画像を用いた若齢林での森林資源量を解析した事例は少ない。 本研究では北信森林管理署霊仙寺山国有林内にある2年生スギを対象に、単木位置の自動推定を試みた。可視域及びマルチスペクトルの2種類のオルソ画像を用いて自動抽出を行い精度の比較を行うことで、マルチスペクトル画像の有用性を検証した。
著者氏名 ○中川太人
著者所属 精密林業計測株式会社
キーワード 造林木, マルチスペクトル画像, 自動検出
Key word seedlings, multispectral images, automatic detection