第136回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

教育部門[Education]

日付 2025年3月22日
開始時刻 9:45
会場名 S12
講演番号 C-9
発表題目 佐渡島におけるサイエンスカフェの取り組み
Science cafe in Sado Island
所属 新潟大学
要旨本文 サイエンスカフェは研究者と市民がカフェなど身近な場所で語り合い意見交換を行う取り組みである.2022年6月に新潟県の佐渡島でサイエンスカフェを立ち上げ,2025年1月までに20回実施してきた.話題の中心は森林や植物で,2024年は野外でも3回開催し,これまで延べ250名を超える参加者があった.開催告知は SNSで行なっている.サイエンスカフェでは1時間程度の私からのパワーポイントを使用した話題提供の後に30分程度の意見交換を行っている.参加者の年齢は20代から70代と広いが,50代以上が多く,そのかなりの部分がリピーターである.しかし,毎回,新たな参加者が加わっている.参加者数は平均すると10名程度であるが,毎回かなりの変動があり,話題のあるテーマやゲストを招いて開催した時は増加する傾向がある.開催し始めた当初は,講義のような一方的なプレゼンに終わっていたが,回を進めるにつれて質問も増え,参加者同士での議論も頻繁に行われるようになってきた.これまでの経過から改善すべき点を明らかにするとともに,今後の継続性や方向性について考察する.
著者氏名 ○崎尾均
著者所属 新潟大学佐渡自然共生科学センター
キーワード サイエンスカフェ, 市民, 佐渡島, コミュニケーション
Key word Science cafe, Citizen, Sadi Island, communication