第136回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
経営部門[Forest Management]
日付 | 2025年3月22日 |
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開始時刻 | 10:30 |
会場名 | S31 |
講演番号 | D-27 |
発表題目 | TreeQSMを用いた広葉樹測定精度の検証 Evaluation of the accuracy of 3D hardwood tree modeling using TreeQSM software |
所属 | 千葉大学大学院 |
要旨本文 | 広葉樹はパルプ、榾木、製材、工芸品等の多様な用途で利用され、また森林の多面的機能を発揮させる重要な役割を持つ。しかし、針葉樹に比べ樹形が複雑であるため十分な立木評価手法が開発されてこなかった。そこで地上型のレーザースキャナーで得られた樹木の3次元データを使った詳細な広葉樹立木評価手法を開発する。これによって立木の様々な寸法情報を推定する。解析プログラムにはTree QSMを用いる。TreeQSMでは単木の3次元データを入力し、樹木のサイズに合わせたパラメーターを設定することで、立木材積、主幹の樹幹形、各枝の直径や材長などを推定する詳細な3次元モデリングができる。本調査では主幹の樹幹形、矢高、一次枝の基部直径、材長の推定値の精度検証を行った。調査は福島県田村市のコナラが優占する落葉期の広葉樹二次林で実施した。供試木は林道端の32本の大小の広葉樹であり、それらの3次元データはバックパック型レーザースキャナー(Mapry社:LA03)で取得した。真値には伐倒前後に計測した地上1.2mから2m間隔の主幹の直径と矢高、一次枝の基部直径の計測値、トータルステーションで計測した一次枝の材長の計測値を使用した。 |
著者氏名 | ○山田誠太郎1 ・ 加藤顕1 ・ 東若菜2 ・ 門雅稀2 |
著者所属 | 1千葉大学大学院園芸学研究科 ・ 2神戸大学大学院農学研究科 |
キーワード | 地上レーザー計測, 広葉樹, TreeQSM, マテリアル利用, 精度検証 |
Key word | Terrestrial laser scanning, Hardwood, TreeQSM, Material use, Accuracy test |