第136回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
林政部門[Forest Policy]
日付 | 2025年3月21日 |
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開始時刻 | ポスター発表 |
会場名 | 学術交流会館(ロビー) |
講演番号 | PA-6 (学生ポスター賞審査対象) |
発表題目 | 三瓶山エリアの木材資源を活用したおみやげ商品の開発と最適価格設定 Market Research and Optimal Pricing for Souvenir Products Utilizing Timber Resources from the Sanbe Mountain Area |
所属 | 鳥取大学 |
要旨本文 | おみやげは、観光にとって重要なものであり、地域ブランドとして有効なものとしても注目されている。多くの観光客は旅先からおみやげを持ち帰り、家族や友人に贈る。おみやげが観光の経済効果の側面において重要な役割を果たしているだけでなく、おみやげというモノを介した世界での文化の移動や流動のプロセスにも不可欠の存在である。本研究は、島根県三瓶山エリアの地域資源である木材を活用した木製商品の開発において、島根大学生を対象に消費者が許容できる価格を調査し、適正価格を導出することを目的とする。調査には、インタネットアンケート調査を実施し、価格に関する「上限価格」「妥協価格」「理想価格」「下限価格」の4つの質問から、価格感度メータ(PSM)分析を行った。調査対象は、島根大学生とし、若年層における木製商品の価格感度を分析した。分析の結果、日本の大学生が木製商品に対して抱く価格感覚や心理的な価格帯が明確となり、適切な価格設定が可能であることを示唆された。本研究の成果は、地域資源を活用した持続可能な商品開発に貢献するとともに、大学生を含む若年層市場への効果的なアプローチに寄与することが期待される。 |
著者氏名 | ○陳月1,2 ・ 山中啓介3,1 ・ 吉村哲彦2,1 |
著者所属 | 1鳥取大学大学院連合農学研究科 ・ 2島根大学大学院生物資源科学研究科 ・ 3鳥取大学農学部附属フィールドサイエンスセンター |
キーワード | 地域資源, おみやげ, 木材資源, PSM分析, 最適価格設定 |
Key word | Local Resources, Souvenir, Wood Resources, PSM Analysis, Optimal Pricing |