講演詳細

経営部門[Forest Management]

開始時刻	ポスター発表
講演番号	PD-12
発表題目	霧がアカエゾマツの長期直径成長に与える影響 The effect of fog on long-term diameter growth of Sakhalin spruce.
所属	森林総合研究所九州支所
要旨本文	葉が濡れることによって気孔が閉鎖し光合成が低下することや、光合成タンパク質が減少することが知られている。そのため、樹木の葉が長期間濡れ続けば、樹木の成長に影響を及ぼす可能性がある。しかし、このような研究は室内や苗畑での実験にとどまっており、実際の森林から得られたデータを用いて検証した事例は少ない。そこで本研究では、アカエゾマツの年輪データを利用し、葉が濡れた状態と予想される霧やその他の気象条件と長期直径成長との関係を明らかにした。
著者氏名	○福本桂子1 ・ 才木真太朗2 ・ 森英樹3 ・ 鄭峻介4
著者所属	1国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所九州支所 ・ 2国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所植物生態研究領域 ・ 3国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所樹木分子遺伝研究領域 ・ 4国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所北海道支所
キーワード	霧, 肥大成長, 年輪解析, FWU
Key word	Fog, Diameter growth, Tree ring analysis, Foliar water uptake