第136回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
遺伝・育種部門[Forest Genetics and Tree Breeding]
開始時刻 | ポスター発表 |
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講演番号 | PF-21 |
発表題目 | 種多様性の高い林分における個体レベルのleaf area densityの推定 Estimation of leaf area density at the individual level in a species-rich forest. |
所属 | 静岡大学 |
要旨本文 | 葉面積密度(Leaf Area Density ;LAD) は森林の持つ生産力や炭素循環等を決定するパラメータとして重要であり、近年はAirborne Laser Scanning(ALS)を用いた推定手法が多数提案されている。しかし、種多様性の高い林分では、樹種特性によるLADの推定誤差が大きく、面的な推定における課題となっている。この課題を促進するためには、LADの樹種および種内の個体間変異とその要因を理解することが重要と考えられる。本研究では、そのための第一歩として、LADに関する種内変異の推定に主眼を置き、種内の個体間におけるLADの相対的な差や、フェノロジカルな変異を評価することを目的とした。試験地は、静岡大学農学部附属地域フィールド科学教育研究センター森林生態系部門南アルプスブランチの標高約1400m地点にある種多様性の高い落葉広葉樹林に設定した。本発表では、本試験地で取得した月別のALSデータと、事前に準備した試験地内個体の樹冠範囲の情報を組み合わせることで、LADの個体間変異を推定した試みについて報告する。 |
著者氏名 | ○花岡創 ・ GanYi ・ WangQuan ・ 飯尾淳弘 ・ 楢本正明 |
著者所属 | 静岡大学農学部 |
キーワード | LAD, LiDAR, 落葉広葉樹林 |
Key word | LAD, LiDAR, deciduous broad-leaved forest |