第136回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
防災・水文部門[Forest Disaster Prevention and Hydrology]
開始時刻 | ポスター発表 |
---|---|
講演番号 | PJ-17 |
発表題目 | 統合型森林管理システムに供するための広域的な水資源評価に関する試み Preliminary attempts of water resources evaluation as a component of environmental impact assessment in forestry |
所属 | 森林研究・整備機構 森林総合研究所 |
要旨本文 | 標高差に応じて異なる環境に対して多様な森林生態系を有するアンデス-アマゾン地域では、生態系保全と地域住民による生態系機能の活用を持続していくための、科学的根拠に基づいた管理が求められている。なかでも、森林資源の活用が利用可能な水資源量に及ぼす影響に対する地域住民からの関心は高い。森林管理と水資源に関する評価を行う際、観測に基づく地域の水循環特性を考慮して作成されたモデルを用いることが望まれるが、対象となる地域の観測事情や空間スケールによっては観測データに基づくモデル作成が難しくなる。特に、水資源量を推定する際に重要となる土壌特性に関する情報を、観測によって広域的に取得することは難しい。そこで、本研究では公開されている土壌の空間情報を用いて土壌特性を組み込んだ広域水資源評価が可能かについて検討した。その際、水文モデルにはTOPMODELを用い、土壌特性の評価にはSoilGrids1kmを用いた。 |
著者氏名 | ○澤野真治1 ・ 玉井幸治2 ・ 花村美保3 ・ 平田泰雅2 |
著者所属 | 1国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所北海道支所 ・ 2国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 ・ 3日本森林技術協会 |
キーワード | 森林, 水資源, 広域評価, GIS |
Key word | Forest, Water resources, Regional assessment, GIS |