第136回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

利用部門[Forest Engineering]

開始時刻 ポスター発表
講演番号 PK-9
発表題目 超音波測距センサの移動体からの測距性能
Ranging performance of ultrasonic ranging sensors in moving condition
所属 東京農工大学
要旨本文  作業道上を走行するフォワーダが,作業道を逸脱しないための予防安全や自動走行の補助として,安価な超音波センサを用いた車体から法面までの距離測定を研究している。これまでに,法面がセンサに正対していない場合の角度による測距精度の低下と,法面表面の土質による測距精度への影響などを検討し,測距精度を許容できる正対からの角度を明らかにするとともに,土質による影響の大きさを明らかにし,この超音波センサを用いる場合のフォワーダへの適切な取り付け高さと,取り付け時の水平からの適切な俯角を求めている。今回は移動体にセンサを取り付けて法面の測距試験を行い,移動による測距精度の低下と移動速度の影響を明らかにした。さらにその結果を用いて,このセンサを用いた予防安全装置や自動走行補助の可否について評価した。
著者氏名 ○岩岡正博1 ・ 小野祥2 ・ 松本武1
著者所属 1東京農工大学大学院農学研究院 ・ 2元東京農工大学大学院農学府
キーワード フォワーダ, 予防安全, 法面, 凹凸面, 操作補助
Key word forwarder, active safety, cut slope, rough surface, Operation Aids