日時: 2014年3月27日(木)13:00-17:00
場所: 大宮ソニックシティー(埼玉県さいたま市)
※シンポジウムはどなたでも無料で参加出来ます。事前の登録は必要ありません。
※当日は同時通訳がつきます
基調講演および講演内容
Prof. Margaret A. McKean(デューク大学政治学部教授)Traditional iriai methods as inspiration for designing cooperative solutions for common-pool resources today
(伝統的な入会(いりあい):共用資源問題を解決するためのヒント)
Dr. Frances Seymour(世界開発センターシニアフェロー・前CIFOR所長)
Why Forests? Why Now? Conserving tropical forests for climate and development
(なぜ森林? なぜ今? 気候と開発のための熱帯林保全)
Prof. Hannu Raitio(フィンランド森林研究所所長)
Europe steers toward a future based on the sustainable use of biomasses
(ヨーロッパは未来の森林バイオマスの持続的な利用に向かう)
※各講演の後、日本森林学会に所属する新進気鋭の研究者がコメンテーターを務めます
演者のプロフィール
Prof. Margaret A. McKean(デューク大学政治学部教授) 東京大学留学時代,入会林野研究を通じて日本の環境問題に取り組み、コモンズ研究において多大な研究業績を残している。ノーベル経済学賞を受賞したオストロム氏の研究に影響を与えた。1995-1996 年、国際コモンズ学会会長を務めた。2013年 6月に山梨県で開催される「国際コモンズ学会北富士大会」の共同議長を務めるなど、精力的な活動を続けている。 |
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Dr. Frances Seymour(前CIFOR所長) 熱帯林保全と住民の生活改善に取り組み、熱帯林保全を通した地球温暖化対策「REDDプラス」の必要性を訴えた。気候変動枠組条約においてイベント「ForestDay」を5年間主催し、REDDプラスへの国際的注目を一気に高めた。 |
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Prof. Hannu Raitio(フィンランド森林研究所所長) 日本同様森林率の高い先進国フィンランドの森林研究所(METLA)の理事長を務め、先進的な北欧の林業研究を牽引している。また、国際森林研究機関連合(IUFRO)では、人の健康と森林(ForHealth)のコーディネータとして新分野に挑んでいる。 |
100周年記念シンポジウム懇親会 ~講演者を囲んで~
日時:3月27日 17時30分~
場所:OMIYA MONOLITH(大宮モノリス)
大宮ソニックシティーから徒歩1分 OLSビル19F
参加費:一般5000円、学生3000円
参加申込:3月24日事前登録締切ですが、当日シンポ会場での申込みも可能です。